というのも、今やりたい!というタイミングが絶対に来ることが分かっているのだ。
それは、ふとレビューサイトを覗いた時だったり、動画サイトでメインテーマが流れた瞬間だったり。
その瞬間が来たとき、すぐに遊べないというのは非常にストレスが溜まるし、それで萎えてしまって次に起動するのは数年後になってしまうこともある。
コノシュンカンヲマッテイタンダー!(CV:山口勝平)といったところ。
もちろん、ゲームには旬がある。オンライン対応ゲームで少しでもマイナーなゲームを遊ぶ場合、一年も過ぎれば夜9時前後のゴールデンタイムですらマッチングしないことも多い。
旬を過ぎれば一番おいしい状態を味わえないのは食料だけではない、ゲームもそうなのだ。
でも、やってしまうのだ・・・。
さて、一年ゲーム遍歴総決算ということで、購入したはいいがまともに遊んでいないものも多数浮かんでくる。
今回はそれらの作品を並べていきたい。
まずは自転車創業の『ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。』
ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。
が、タイトルであり、ジャンル名ではない。公式サイトhttp://www.anos.jp/anos7/anos7.htm
で、語られているように、ANOSシステム(同社一作目から採用されている、俗に『紙芝居』と称されるノベルゲームとは別物のソレ)を使用し
「物語がゲームという媒体で語られる以上、ゲームという媒体でなければ表現できない物語をつくりたい」
「ノベルゲームにはゲーム性が無いと嘆く方に読んで頂きたい文章」
と製作が語っている。本作は体験版が存在し、僕もこれを遊んで購入を決めたのだ。
日本語体験版ノベルゲームの枠組みを変える体験版。
http://www.4gamer.net/games/190/G019068/20121029047/
こちらを参照。実はシリーズのファンなので、積んだまま崩さない、ということは無いだろう作品。
ちょっと期待値が高すぎて崩せずにいるといった感じ。年末年始にまったりと崩すのもいいかもしれない。
少し話題がズレるが、エロゲーでも枠を破壊してしまった(タガが外れたと言っていいかもしれない)ゲームが存在し、君と彼女と彼女の恋。というADVがある。
いわゆるギャルゲーやエロゲーに慣れ親しんだ人ほど割とショッキングな内容なので、よく考えて購入しよう。なお、レビューやネタバレサイトを覗くのは極めてゲームとしての楽しみを削ぐ行為なので、このゲームに限ってはお奨めしない。
君と彼女と彼女の恋。
http://www.nitroplus.co.jp/game/totono/
続いて真・恋姫†夢想 ~乙女対戦☆三国志演義~
問題作、と言っていいだろう。真面目に遊ぶ前に気力が切れてしまったタイプだ。
コンボよりのサムライスピリッツのような感触のゲームで、近所のゲームセンターに設置されていなかった僕としては、恋姫が好きな僕としては購入せざるを得なかったのだ。
では何が問題かというと、システム面にある。
なんとこの作品、オンライン対戦モードが存在しないのだ。
昨今の格闘ゲーム移植作品では考えられない仕様だ。
アップデートで対応することも可能だと思うのだが、公式で
Q:ネットワークを使用した通信対戦はできないの?
A:ネットワークを使用した通信対戦には対応しておりません。
また、アップデート等による対応につきましても現時点では予定はございません。
(製品版/体験版 共通)
と、明記されてしまっているのだ。
一人プレイで延々CPUを相手にする、それも楽しみの一つなのは間違いない。
ただし、格闘ゲームとして上達する腕を披露する場所が一切無い、というのはモチベーション維持に全く寄与しない。案の定ちょっとあそんで終了、という形になってしまった。
そしてこの作品、半年ほどでPS3版への移植が発表、そちらではネットワーク対戦の実装が発表されてしまった。
喜ばしいはずなのに、素直に喜べないのは何故だろう・・・?なお、この発表のあともPC版の対応予定は無いままだ。
こちらの作品もPC版に体験版が存在、PS3版を購入前に触ってみるのもいいだろう。作品としては普通に楽しめてしまう(僕は恋姫信者なので補正がかかっているのかもしれないが、ソレを差っ引いても楽しく遊べると思う)。
中央青帯「真・恋姫†夢想~乙女対戦★三国志演義~体験版」からDL
http://gamenhaji.com/pc_index.html
飽きてきたので以下、列挙
まずSid Meier's Civilization(R) V、こちらは単純に、「話題に乗っかってやってみたけど、俺の肌にはあわない」タイプのゲームだった。
中毒性が極めて高いデザイン(地形等もランダム生成され、技術を発展させ地球統一でクリアという壮大なゲーム)なのも理解できたのだが、あわなかったのだ。
DL版が激安、かつ導入も簡単なのでそちらをどうぞ。
続いてFarCry3、これは一見広大かつ幅広い選択肢に見えて、窮屈な印象しか得られず途中で辞めてしまった。
ゲームとしては南海の孤島群(じゃあ孤島じゃなくね?)でバカンスをしていたら友人らが拉致され・・・といった感じのオープンフィールドFPS。
道を進めば車で巡回する現地民(シャブ漬け)、道を避ければ狂犬病にかかった野犬の群れ、気まぐれに現れる虎などなど、TVでみたジンバブエやアフリカのイメージを凝縮したような内容。グラフィックも素晴らしいので、この手のゲームが好きな人はのめり込んでしまうだろう。
次、サモンナイト5。期待してたけど、何か違うな・・・?というゲームだった。
キャラクターも愛らしく、世界観も良好、声優のチョイスや演技も良好、ではどこがダメだったのか?
それは過去のシリーズとは別物すぎたからだ。同じようにサモンナイトシリーズの世界観を守りつつ待ったく別のゲームだったクラフトソード物語のようなゲームもあるが、あちらは程よくまとまり、デキも良かった。
こちらはどうかというと、今まで仲間であり、友人であり、便利な魔法だった召還獣が、完全に武器や道具になってしまっているのだ。何が違うの?と思うかもしれないが、決定的に違うのだ。
最後までその違和感を拭えず進んでしまった。
単品だと楽しめるのだが、シリーズ作品としては少し・・・惜しい作品だと思う。
まだまだあるが、ここらで一旦閉め。
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