2013年12月7日土曜日

進撃の巨人 人類最後の翼。攻略みたいなの

12/5日発売の進撃の巨人 人類最後の翼、の、攻略・・・じゃないな、雑感記事。

結構前に原作者が買うなと言ったらしいと話題になってたのだが、その事は購入後に知った。


参照:進撃の巨人作者が別垢?がやらしたことで、作者への好感度が上がる
http://shingekikyojin.net/archives/33104979.html


実際遊んだ感想で言うと、本当に作者の発言だったのか?というのが正直な感想。

10/13の発言なので、マスター直前もしくは完成していた所だと思われる。
そんなに短時間で『買うな』レベルの発言が飛び出るほど酷いデキからまともに遊べるゲームまで仕上げたスパイクチュンソフトが凄いのか、もしくは作者の求めるゲーム版の最低水準が非常に高いのか。逆に言うとソシャゲ進撃の巨人はOKなのか?


さて、タイトルに攻略なんて仰々しく書いてるんだから、ソレらしい事も書こう。
基本操作等は下記動画と公式サイトの操作・システム説明を見ていただくと分かりやすいかと。

公式サイト:進撃の巨人 人類最後の翼
http://www.spike-chunsoft.co.jp/shingeki/system/index.html




モードはストーリーとワールド、そしてオマケ要素のエクストラとなる。

ストーリーモードはチュートリアルも無しにいきなり超大型巨人との戦闘から始まり、以降も簡易な説明しか出ない。このあたりが非常に不親切と感じたし、難易度もなかなか高いゲームなので積んでしまう人もいるのではないだろうか?
この記事がそういった人の手助けとなれば幸いだ。

ワールドモードではオリジナルキャラクターを作成し、様々なミッションをこなす。アイテム収集・LvUPでの成長も相まって今流行の狩りゲーを混ぜたモノと思ってもらえばいい。基本的にストーリーモードよりもワールドモードの難易度が高い。マルチプレイも可能だ。



まず、立体起動装置の仕様と攻撃の仕様について。

Rボタンを押しながらスライドパットを倒すとその方向にワイヤーを射出、空中へと飛翔。ガスを消費しながら以降ブランコの要領で移動を繰り返す。
多くの進撃ゲーのようにワイヤー射出を手動でやる必要はなく、基本的に壁のある場所(草原以外)ならばどこでも移動可能だ。空中でも上に向かってワイヤーを射出するので、そこには少し違和感を持つかもしれない。

Rボタンを一瞬押して話すと前方ブースト動作をする。こちらもガスを消費。
レバー入力すればグルグル回りながら進むリヴァイみたいな動きも可能。


Yボタンを押せばロックオンした場所にワイヤーを射出し、そこを基点として自由に機動可能になる。
この場合のみ上下左右自由に動けるので、地面近くまで高度が下がっていたとしても上入力でまた上空に舞い戻ることが可能だ。

非常に重要な動作なので練習をオススメする。なぜかと言うと、顔の正面から射出した場合でも裏側に回り込めば巨人の弱点である首筋にロックオンが切り替わるのだ。



画面右下のタコメーターのような装置がガス残量となっており、メーター消失でガスを伴う操作は全て使用不能になる。


続いて攻撃。
一部でQTEガーQTEガーと騒がれた本作だが、どちらかというと目押し攻撃に近い仕様となっている。

地上で攻撃ボタンであるXを押してもその場で剣を振るだけの攻撃になり、この攻撃では小型の巨人ですらまず倒せない。用途としては、箱や瓶を壊してアイテムを得るのに使う。

ではどのようにして効果的な攻撃をするかというと、まず立体起動中にXボタンを押せば攻撃モードに突入する。



そのまま問題になく巨人に接近できればリングが表示される。

問題なく、というのはこの状態でもロックオンして標的となった巨人は動くし、まわりに他の巨人がいた場合その巨人の攻撃に当たってしまう事もあるのだ。
基本的に巨人の攻撃、どころか移動時の体にすら当たれば瀕死の重傷を負うし、重症を負えば移動力も落ちる。最悪の場合その場で昏倒し、味方の救助を待たねばならない。




リングの赤色の部分で再度Xボタンの入力を成功すればクリティカル攻撃となり、失敗した場合の3倍ほど?のダメージとなる。
ストーリーモードやワールドモード序盤の巨人ならば動きも遅く、首筋を狙ってクリティカル攻撃を放てば即討伐も可能だ。



このように足や腕を狙って切り飛ばせば

巨人は四肢を欠損し転倒、弱点となる首筋を狙うことも容易となる。





話は変わるが、上の画像の森と市街地で赤色の幅が違うのがわかるだろうか?
実はキャラクターのステータスによって赤色の幅=クリティカル成功の幅は変わるのだ。
ワールドモードでは全てのステータスがLv0から始まるので、クリティカル幅など殆ど無い。
斬撃Lvを上げればクリティカル幅が、筋力を上げれば攻撃の威力が上昇する。ワールドモードの攻略に詰まったら、基本的にこの二つを上げるようにすればいい。


リヴァイやミカサなどはこの二つのステータスが最大に近く、リヴァイに至っては『斬り飛ばし』のスキルによって捕まった状態でも自力で巨人の手を切り飛ばし脱出可能だ。

ワールドモードの味方NPCの持っているスキルは、各キャラクターの『親密度』が80%を超えれば入手可能となっている。斬り飛ばしはかなり便利なスキルなので、最初に覚えてしまうのもいいだろう。


掴み攻撃、というのは巨人が足元に人類が存在する場合頻繁にしてくる攻撃で、これに当たると空中だろうと即掴み状態になってしまう。


こうなると前途の『斬り飛ばし』を持っていないキャラクターはミカサだろうがアルミンだろうが喰われるまでに助け出さないと死亡が確定してしまう。



斬り飛ばしが間に合わない場合でも喰われてゲームオーバーだ。


さて、ここで有用なポイントを一つ伝えよう。

脚や腕を切り落とした場合、前を向いていたカメラが後ろ側に切り替わってしまうのだ。正直に言えばここはクソ仕様としか言いようがないのだが、この時のカメラは斬り飛ばされてダウン状態になった巨人の頭にロックオン可能な状態になる。

どういうことかと言うと、そのままYボタンを押せば頭にロックオン状態で射出、すぐに首筋を狙える状態になるということだ。

慣れてしまえば脚斬り飛ばしてYボタン、首筋飛ばして次の巨人。脚斬り飛ばしてYボタン、首筋飛ばして次の巨人・・・と簡単に続けることが可能になる。


最後に重要なポイントを一つ。
攻撃モーション中にスライドパットを動かせば回転斬りが可能なのだ。

上方向なら縦回転、横方向なら横回転の回転斬りが発動、クリティカル幅が極端に狭くなるという弱点があるのだが、なんとこの状態『威力上昇+巨人の攻撃を無効化+複数の巨人・複数の部位にも続けて攻撃が当たる』という凄まじいボーナスがある。
たとえば同じくらいの大きさの巨人が並んでいる状況で横から首筋を狙った攻撃をすると、なんと二体同時に首筋を刈り取り討伐できてしまったりするのだ。まさにイェーガー。

非常に大きなダメージを貫通攻撃で与えられるので多用したいのだが、それこそリヴァイやミカサ、最低でもエレン程度のステータスを持っていないとまともに運用できないほどクリティカル幅が細い。




罠や銃も使用可能なワールドモードではあるが、やはり剣装備が圧倒的に強く、また使いやすい。

ストーリーモードをクリアすれば衣装やキャラメイク用のパーツも手に入り、DLCで現在は期間限定無料配信中のリヴァイ編(サシャ編も予定)をクリアすれば、序盤ではかなり強い武器となる剣装備のハリセンを入手できる。
難易度の高いワールドモードではあるが、工夫をすれば楽しくイェーガーごっこが可能だ。

自分の分身を作り、街中を自由に飛び廻り、巨人の首筋を斬り飛ばす。そんな楽しさを提供して貰えるゲームは今のとこれだけだ。
確かに問題点もあり、賢くないNPCや不自由なカメラにイラつかされることもあるだろう。
ファンならマストバイ、とまでは言わないが、悪くない選択肢であるとは伝えておきたい。





12/07時点、アマゾン星3.5(レビュー総数35)というのはかなり正確な評価だと思う。
信者度合いが高ければ星は0.5増えて4になるだろうし、なんとなくノリで買ってみた分には3になるだろう。
ゴッドイーターに立体軌道装置を追加した感じ、というレビューが目を引いた。システムが似ているわけではないが、空中でテンポ良く攻撃を加える感覚は確かに似ているかもしれない。
僕個人としても100点満点で70点前後が相応じゃないかと思う。

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